彩香(加藤ローサ)の独立にあたって、父・尾上(伊原剛志)が保証人になったことが、国会で問題となった。梨奈(酒井彩名)と手を組んだ袴田議員(長谷川初範)は、不正融資だとして、激しく尾上を責め立てた。自分のせいで尾上を窮地に追い込んでしまったことを、彩香は激しく後悔する。
 スキャンダルのおかげで「佐和」も開店休業状態に。彩香の店の準備もはかどらない。そんな彩香に向かって、梨奈はあざけるように勝利宣言する。
 一方、彩香の新しい店のためにホステスをスカウトしようと奮闘する直人(松田翔太)も、病で倒れてしまう。直人の病状について、医師の口から語られたのは、衝撃的な事実だった!
 さらに追い打ちをかけるように、彩香が店を出すビルのオーナーが、スキャンダルが収まらなければ契約を白紙に戻すと通告してきた。八方ふさがりの状況に、彩香は独立をあきらめかけてしまう。
 そんな矢先、佐和(かたせ梨乃)からアドバイスを受けた尾上は、記者会見を開いて、すべてを明らかにすることを決意した。

 直人とともに会場に駆けつけた彩香が見守る中、記者会見が始まり、尾上はスキャンダルをきっぱりと否定する。国会議員たちからは非難の声があがるが、続けて尾上が言い放った言葉に、会場は騒然となった。彩香が自分の実の娘であると告白したのだ。そして、今の家族を持つ前に彩香の母・麻里子(かとうかず子)と出会い、離ればなれにならざるをえなかったいきさつを述べ、今まで父親らしいことをしてやれなかった罪滅ぼしに彩香の保証人になったと打ち明けた。涙を流す彩香。尾上の言葉に心を動かされた議員たちは、一斉に尾上支持を表明した。
 自分の敗北を痛感し、改心した梨奈が謙一(斉藤祥太)とともに「佐和」を訪れ、尾上と彩香に土下座し、スキャンダルをでっち上げたことを謝罪した。仕事を辞めるという謙一と、離婚して罪をつぐなうという梨奈。強い覚悟を感じ取った尾上と彩香は2人を許し、もう一度夫婦としてやり直すように励ました。




 直人が「佐和」を辞めた。彩香は、脳腫瘍のために直人の命があとわずかだという事実を佐和から知らされる。それを隠し、影ながら彩香を支えてきた直人は、尾上が父親として名乗りを上げたのを見届け、残された時間を一人で生きようと店を去ったのだった。直人の深い思いやりに感動した彩香は、追いかけたい気持ちを抑えながらも、直人の気持ちに応えるために、自分の店のオープンに全力を注ぐ。
 クラブ「彩香」がオープンした。店内は、たくさんの客でごった返すほどの盛況ぶりとなった。尾上と佐和は、直人の居場所を教え、今こそ直人に会いに行くようにと、彩香を後押しした。

 彩香は、海に面した貸し別荘でひっそりと暮らす直人を訪ね、再会する。抱きしめ合い、愛を確かめ合う2人。彩香は自分の店に通いながら、残されたわずかな時間を直人ともに過ごす。そんな幸せな時間も終わり、ついに直人は息を引き取った。だが、彩香には新しい命が宿っていた。彩香は、直人の墓を前に、子供とともに未来を生きていくと誓うのだった・・・